大晦日の格闘技は、毎年恒例になって来た。
2016年の大晦日の格闘技も、フジテレビの「RIZIN」、TBSの「KYOKUGEN」、テレ東の「ボクシング」で決まりのようだ。
去年とほぼ同じような構成になりそうだが、対戦カードや注目選手についてまとめていきたいと思う。
大晦日では「3つのチャンネルでほぼ同時刻」に格闘技の放送が行われる。
・フジテレビ「RIZIN」 18時~23時45分
(ミルコ・クロコップ、RENA、川尻達也、所英男、木村ミノル、その他)
・TBS「KYOKUGEN」 18時~23時35分
(井岡一翔、小國以載、大森将平、魔裟斗、五味隆典)
・テレビ東京「ボクシング世界戦」 21時30分~23時30分
(内山高志、田口良一)
それぞれ対戦ルールやマッチメイクが違うので、好きな選手の試合を見逃さないようにしておこう。
2016年12月31日大晦日の格闘技対戦カード
「RIZIN」 フジテレビ 18時~23時45分
フジテレビは9月のイベントでにぎわったRIZINが、大晦日にも行われる。
ルールは主にMMA(総合格闘技)で行われるが、一部K-1ルールの試合も放送されるようだ。
去年と同じで、12月29日に行われるトーナメント予選の勝者が、31日の決勝トーナメントに進み試合を行う。
対戦カード
第一試合
[RIZIN MMA特別ルール:3分3R / インターバル60秒 67.0kg契約]
チャールズ“クレイジー・ホース”ベネット vs 木村“フィリップ”ミノル
第二試合
RIZIN トーナメントルール:5分2R / インターバル60秒 / 延長5分1R / 無差別級トーナメント準決勝1
二回戦1(ミルコ・クロコップ vs キング・モー)の勝者 vs. 二回戦2(高阪剛 vs バルト)の勝者
第三試合
RIZIN トーナメントルール:5分2R / インターバル60秒 / 延長5分1R / 無差別級トーナメント準決勝2
二回戦3(シェイン・カーウィン vs アミール・アリアックバリ)の勝者 vs. 二回戦4(ワレンティン・モルダフスキー vs シモン・バヨル)の勝者
第四試合
[RIZIN MMAルール:1R10分 / 2R5分 / インターバル 60秒 82.0kg契約]
桜井マッハ速人 vs 坂田亘
第五試合
[RIZIN 女子MMAルール:5分3R / インターバル 60秒 49.0kg契約]
ギャビ・ガルシア vs 堀田祐美子
第六試合
[RIZIN MMAルール:1R10分 / 2R5分 / インターバル 60秒 58.0kg契約]
才賀紀左衛門 vs ディラン・ウエスト
第七試合
[RIZIN 女子MMAルール:5分3R / インターバル 60秒 49.0kg契約]
アンディ・ウィン vs 山本美憂
第八試合
RIZIN 女子MMA ルール:5分3R / インターバル60秒(49.0kg契約)
RENA VS. ハンナ・タイソン
第九試合
[RIZIN MMAルール:1R10分 / 2R5分 / インターバル 60秒 62.0kg契約]
所英男 vs 山本アーセン
第十試合
[RIZIN MMA特別ルール:1R10分 / 2・3R5分 / インターバル60秒 65.8kg契約]
川尻達也 vs クロン・グレイシー
第十一試合
RIZIN トーナメントルール:5分3R / インターバル60秒 / 延長5分1R / 無差別級トーナメント決勝
準決勝戦1の勝者 vs. 準決勝戦2の勝者
注目選手
一番の注目選手は、美人格闘家の「RENA」だろう。
9月では女性ながらメインをつとめ、山本KIDの姉の山本美憂に、見事にKO勝ちを納めた。
大晦日にもさらなる強敵との試合が組まれる予定だ。
格闘家のRENAが超かわいい!彼氏は肉食系マッチョじゃないとダメ?
そしてもう一つはチャールズ・クレイジー・ホース・ベネットvs木村・フィリップ・ミノルの再戦。
9月は木村がまさかの秒殺KOされてしまったのが話題になったが、今回はリベンジ戦となる。
お互いのタイプ的に、長い試合にはならないと思うので、木村のリベンジKOに期待。
「KYOKUGEN」 TBS 18時~23時35分
TBSのボクシングと言えば、看板選手は井岡一翔だが、今年も井岡一翔が世界戦を行う。
ビートたけしらに見守られながら、勝ち星を挙げられるか。
今年は京都島津アリーナより、世界戦3試合が行われることになりそうだ。
また昨年の魔裟斗vs山本KIDのような、K-1ルールの試合も行われる予定。
対戦カード
WBA世界フライ級タイトルマッチ
井岡一翔(井岡ジム・27歳 21戦20勝(12KO)1敗) vs スタンプ・キャットニワット(タイ・18歳 15戦15勝(6KO))
IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
ジョナサン・グスマン(ドミニカ・27歳 23戦22勝(22KO)1無効試合) vs 小國以載(角海老宝石・28歳 20戦18勝(7KO)1敗1分)
IBF世界バンタム級タイトルマッチ
リー・ハスキンス(イギリス・32歳 37戦34勝(14KO)3敗) vs 大森将平(ウォズ・23歳 18戦17勝(12KO)1敗)
K-1ルール
魔裟斗vs五味隆典 ← 確定
注目カード
この中でもっとも注目の試合は、グスマンvs小國の試合になるだろう。
グスマンは23戦22勝22KO無敗(1無効試合)という驚異の戦績の持ち主。
7月には和氣慎吾から4度のダウンを奪い、完全なKO勝利をおさめた。
小國もプロ戦績は1敗のみだが、その1敗は和氣慎吾から付けられたもの。
日本人として、グスマンへのリベンジなるか見ものだ。
また今年も魔裟斗の試合が組まれ、対戦相手は五味隆典となった。
五味は総合格闘家の38歳だが、格闘技界では知る人ぞ知る強者。
KO勝ちにこだわり、一時期は驚異の勝率とKO率で勝ち進んだ。
2人とも年齢は高くなってしまったが、去年のKID戦のような凡戦だけは、勘弁してほしいものだ。
「ボクシング世界戦」 テレビ東京 21時30分~23時30分
テレ東では毎年ダイナマイト内山こと、内山高志が看板選手をつとめてきた。
内山は2016年はまさかのプロ初の敗戦を喫し、連続防衛記録も途絶えることに。
引退がささやかれる中、現役復帰を宣言して初の試合となる。
同じジムの相棒の田口良一も、もちろん世界戦が行われる予定。
対戦カード
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
ジェスレル・コラレス(パナマ・25歳 22戦20勝(8KO)1敗1分) vs 内山高志(ワタナベ・37歳 26戦24勝(20KO)1敗1分)
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
田口良一(ワタナベ・29歳 27戦24勝(11KO)2敗1分) vs カルロス・カニサレス(ベネズエラ・23歳 16戦16勝(13KO))
注目カード
今年の試合は、2試合とも非常に注目だ。
今年4月に内山はプロ初の敗北を喫したが、その相手であるコラレスと因縁の再戦を行う。
前回はトリッキーなパンチをもらってしまったが、今回はリベンジなるか。
また田口の相手も16戦16勝と非常に強力。
6人いた対戦候補の中から、一番強い相手を選んだそうだが、難しい試合になるだろう。
12月30日の対戦カードも注目!
大晦日の前日である、12月30日にもボクシングの注目の対戦カードが組まれている。
格闘技ファンなら、こちらの試合も必見だ。
「ボクシングトリプル世界戦」 フジテレビ 18時~放送
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋・23歳 11戦11勝(9KO)) vs 河野公平(ワタナベ・35歳 42戦32勝(13KO)9敗1分)
井上拓真vsマーロン・タバレス 中止
八重樫東(大橋・33歳 29戦24勝(12KO)5敗)vsサマートレック・ゴーキャットジム(タイ・32歳 35戦30勝(11KO)5敗)
村田諒太(大橋・30歳 12戦12勝(9KO))vsブルーノ・サンドバル(メキシコ・25歳 21戦19勝(15KO)1敗1分)
モンスター井上尚弥に、先日コンセプシオンに敗北し王座陥落した35歳の河野公平が挑む。
これまで何度も逆転をしてきた河野の巻き返しなるか?
井上はこれに勝てば、いよいよ次はロマゴン戦??
尚弥の弟の井上拓真の試合も組まれていたが、拳を痛めたため中止となった。
残念!!
以上が大晦日の主な対戦カード。
毎年そうだが複数の局で同時に放送されるので、見るのがかなり大変だ。
ちなみに大晦日が終わってからも、正月始まってすぐには、海外のボクシング試合も多数行われる。
村田諒太と対戦することになるであろう、24戦無敗のビリー・ジョー・サンダースの試合が行われるのは1月9日だ。
この試合はWOWOWにて生放送されるが、今申し込めば2週間のお試し期間中の間に見る事ができる。
12/31にはパッキャオ、ロマゴン、ゴロフキンら選手の総決算放送も行われるので、それと一緒に楽しんでみてはいかがだろうか?
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