サザエさんの視聴率が激減した理由を考察。打ち切りの日も近い?

テレビ・アニメ
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フジテレビで放送されている「サザエさん」の視聴率が激減している。

サザエさんと言えば、テレビアニメで放送されたのは1969年からで、実に50周年を迎える誰もが名前を聞いたことがある長寿番組だ。

多くの人が親しみを持っていると思うが、私も小さいころから日曜日は毎週サザエさんを見てきた思い出がある。

視聴率の減少は時代の流れで仕方が無いことなのかもしれないが、少し寂しいものである。

ここではサザエさんの視聴率が減った理由について考えていきたいと思う。

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サザエさんの平均視聴率が激減

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長いこと安定して高視聴率を出してきたサザエさんだが、ここ最近は一桁が続くなど、軒並み低くなってしまっている。

サザエさんの平均視聴率は、

1989年~2008年 22.8%

2009年 18.1%

2010年 18.9%

2011年 23.5%

2012年 17.9%

2013年 17.2%

2014年 16.8%

2015年 14.7%

2016年 10.1%

おおよそであるが上の数字になっているようだ。

2014年ごろまでは、昔のようにはいかなくとも視聴率が20%を超える時もあった。

しかし2016年に突入してからは、低い時では一桁になってしまうなど、視聴率の落ち込みが非常に激しい。

8月14日には8.9%と言う低迷ぶりだ

ここ2~3年で急速に落ち込んでいるらしく、テレビ局も頭を悩ませているようである。

 

ちびまる子ちゃん、ドラえもん、他の国民的アニメも不調?

サザエさんに原因があるのか?それともテレビ業界自体が不調になってきているのか?

他の国民的アニメの視聴率も見てみることにしよう。

サザエさんの前の時間帯に放送されている、これまた国民的アニメの「ちびまる子ちゃん」の視聴率についてだが、これも非常に落ち込んでいる。

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全盛期は39.9%の視聴率を記録し、2000年以降も12~14%の平均視聴率を維持してきた。

が、こちらも2016年は一桁視聴率が続き、8月14日には4.9%と大幅に低い視聴率を記録している。

国民的アニメと言えばドラえもんもそうだ。

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1980年代には30%以上も記録していたが、ここ数年は平均11~12%ほど。

2016年に入ってからは7~8%台など、こちらも一桁に低迷している。

 

視聴率が激減した理由は?

ネットやYouTubeのコンテンツの台頭

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まず一番に挙げられるのが、やはりネットやYouTubeなどのコンテンツの台頭と言ってもいいだろう。

現在はスマホやipadなどのタブレット端末で、だれでも簡単にネットを見られるようになった。

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ネットがテレビと違うのは

「自分から欲しい情報を検索できること」

「自分も情報を発信できること」

「より個人に特化されたコンテンツが見つかる事」

大きな理由はこれらだろう。

 

1つ目は「自分から欲しい情報を検索できること」

テレビは放送される番組が決まっていて、それを受け身で見る事しか出来なかった。

しかしネットなら自分が欲しい情報を検索し、いらないものはスルーする事ができる。

これに慣れると、テレビの退屈な部分や飛ばせないCMがもどかしくなってくる。

 

2つ目は「自分も情報を発信できること」だ。

今やTwitterなどのSNSを使ってつぶやいたり、ニュースにコメントしたり、自分が全国に情報を発信する事ができる。

自分の発信したコメントに共感してもらえたり、メッセージをもらえるのはなんとも面白いものだ。

またそう言った他人のやり取りを覗き見るのも、テレビとは違ったリアリティがあって面白い。

 

3つ目は「より個人に特化されたコンテンツが見つかる事」

一般人が情報発信者になる事により、より自分の趣味と近しいコンテンツも大きく増えた。

短いコメントから、絵や動画、あるいはゲームやゲーム実況など、その種類は豊富で探そうと思えばいくらでも見つかる。

テレビのよりも作り込みや完成度は低いが、逆にそれがより身近に感じ親近感を覚えることもある。

 

コミュニケーションや共感と言う点において、ネットはテレビをはるかに上回っていると思う。

最近では子供たちが親のスマホやipadで、動画を見たりゲームをしたりする姿をよく見るが、単純に「おもしろい」からこちらに手が伸びるのだろう。

誰だって人の話を見るだけ聞くだけよりは、自分からしゃべったり行動する方が面白いに決まっている。

ネットはある意味これまで「受け身」だったコンテンツを、「自ら動く」形に変えた部分が大きいと思う。

テレビ番組も全体的に視聴率が減っているそうだが、ネットやYouTubeなどのコンテンツが関係している間違いない。

 

テレビ自体がつまらなくなった?

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テレビ自体がやる気が無く、つまらなくなったと言う声も聞こえる。

だが個人的にはそこまでつまらなくなったとは思わない。

私も時々テレビを見るが、面白い番組やドラマはたくさんある。

相棒のドラマは脚本が素晴らしいと思うし、橋下×羽鳥は毎回うならせられる内容がたくさんある、お笑いも大抵面白いから好きだ。

 

もちろんつまらない番組もある。

この前久々にサンデージャポンを見たが、デーブスペクターのぬるすぎるコメントに嫌気がさしてすぐにチャンネルを変えてしまった。

ニュースに芸能人やタレントがコメントする番組があるが、あれが軒並みつまらなく感じてしまう。

恐らくネット上で専門家がするどいコメントをSNSで上げ、それを見慣れてしまったからだろう。

ここでもやはりネットやSNSの存在が大きいような気がする。

 

国民的アニメのサザエさんも、そうした「より個人に特化されたコンテンツ」の波に埋もれてきているのかもしれない。

サザエさんの印象としては、多くの人が共感する家庭的なアニメだとは思うが、個人の趣味に深く刺さるとは思わない。

もちろんそうした番組を見る人も一定数い続けると思うので、打ち切りを簡単に決めることはないと思うが、100%とは言い切れないだろう。

あるいはサザエさんもまったく方向性の違った、より新しいものになるかもしれない。

世の中の変化で変わってしまった感があるが、これからさらに変化していくとどうなるのだろう。

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    久しぶりに観たら声優けっこう変わっててコレジャナイ感強かった。そういうのもあるんじゃ

  2. あんトキのえのき より:

    ちびまる子視聴率下がりまくって正解。サザエさんもね。

  3. 匿名 より:

    サザエさんもちびまる子ちゃんも何がいいのかまったく理解できないクソアニメ
    子供が見ているというより、親が見せていたってのが正解だろうな
    こんな糞のような作品より、同時期にやっていたらしい
    ドラゴンボールZや幽遊白書やハンターハンターの方が子供の心をとらえるし面白い
    ナルトやワンピースの方が100000倍面白い

  4. 匿名 より:

    同意
    この手の作品は危機になることも無ければ、向上しようともしない
    何の疑念も持たずに、社会の歯車として生きるのが安全なんだという洗脳したいが為だろう
    普通の日常未満だというのに、何に焦がれて見るのか理解出来ない
    高が数十年平和というだけで永久に続くかの様に、思い込んでいるとチップ埋められるだけ・・・

  5. 匿名 より:

    ちびまる子ちゃんもサザエさんも大嫌いなアニメ

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