君の名は御神体のモデルは青ヶ島？口噛み酒を置いた場所が印象的！

映画「君の名は」で御神体の事を知っている人は、すでに映画を観終わった人だろう。

なのでネタバレ的な内容も普通に書きつつ、御神体のモデルについて書いていこうと思う。

印象に残った場所はたくさんあるが、口噛み酒をまつった御神体の場所は、一度行ってみたいものだ。

君の名はの「御神体」とは？

宮水神社の御神体について軽くおさらいしておきたい。

御神体とは糸守町の山を登った場所に、くぼみのような広い場所があり、その中心に御神体となる岩がある。

岩は浅い川に囲まれているが、そこから先は「あの世」へとつながっているらしい。

おばあちゃんの一葉、そして三葉と四葉は、2人が作った「口噛み酒」をそこにまつっていた。

主人公の立花瀧は、三葉と再び入れ替わるため、3年の月日がたった御神体の場所に行き、三葉の口噛み酒を飲む。

入れ替わりに成功した瀧は、同じく入れ替わった三葉と、山の上で会う事に成功。

そこから糸守町を襲った、巨大彗星からみんなを守るために、再び行動し始める。

御神体のモデルとなった場所は青ヶ島？

御神体のあった山のくぼみのモデルと言われているのが、東京にある「青ヶ島」だ。

青ヶ島は東京から358キロ南に進んだ場所にある島で、「海の上にある孤島」になる。

山の上にあった糸守町とは違うが、見た目はとても似ている。

「君の名は」では1200年前の彗星で陥没しているが、青ヶ島はマグマの噴火による陥没でできている。

人口は160人ほどで、東京都の中では最も人口が少ない。

青ヶ島は星空も絶景で有名、ここは映画と同じだろう

交通手段はヘリで1日1便のみ、島に行くだけでもとても大変だ

岩のモデルとなったのは？

場所もそうだが、中心にあった「岩」のモデルも気になるところだ。

映画では岩の中に祠があり、そこに口噛み酒をまつっていた。

瀧と三葉が再会するきっかけになった、大事な場所だ。

日本では「御神体」と呼ばれ祭られている岩はたくさんあり、その中の一つではないかと言われている。

候補としては、黒部五郎の「雷岩」が挙げられるだろう。

中心がぱっくりと割れており、中に入れそうになっている

和歌山県神倉神社にある、ゴトビキ岩のような場所も存在する

君の名はの岩とは少し違うが、いかにも御神体という感じだ。

「君の名は。」はすでに興行成績100億円を超える大ヒットとなっているが、それだけに映画の舞台となった場所をめぐる「聖地巡礼」や、モデルの場所が気になる人も多い。

ジブリではとなりのトトロの家など、大ヒットした映画の舞台が製作される事はあるが、「君の名は。」も、ひょっとすると何か作られる可能性もありそうだ。

個人的には「御神体」を是非再現してほしいところだが、せいぜい「組紐」がいいところだろうか。