亀田興毅1000万チャレンジは八百長のやらせ？グローブとヘッドギアの差がすごい訳。　

2017年5月7日にAbemaTVで放送された「亀田興毅に勝ったら1000万円チャレンジ」は、合計視聴者数1300万人を超える大ヒットとなった。

結果は誰も1000万円獲得ならず、挑戦者との勝敗は3KO1判定で終了したが、挑戦者の熱いファイトで大きな盛り上がりを見せた。

当然の結果と言えば当然なのだが、亀田と挑戦者の「グローブ」や「ヘッドギア」の大きさの差がひどいと言われ、八百長ややらせ疑惑も。

これって、どういう事なんだろう？？

亀田興毅と挑戦者の「グローブ」「ヘッドギア」の差がすごい！？

試合の動画をみてみると、確かに亀田興毅と挑戦者のヘッドギアとグローブの大きさが違う。

亀田興毅に勝ったら1000万みてて気付いたけど、亀田と挑戦者のグローブの大きさちがうくねぇ？？
挑戦者のオモチャのグローブみたいにでかい・・八百長か？#アメーバTV #亀田興毅に勝ったら1000万 pic.twitter.com/w7y0X9oJHQ

— 無名のMUMUTEキング (@mumutekingu) 2017年5月7日

亀田興毅が14オンス、挑戦者は16オンスほどの大きさのグローブを付けていることが分かる。

またヘッドギアの面積も、亀田の方がおおわれている部分が大きいようだ。

まずボクシングのグローブだが、当然ながら「大きくて重い方が不利」となる。

理由はたくさんあるのだが、大きいグローブほど、

・クッション部分が大きいのでダメージが少ない

・重いのでそれだけ疲れやすい

・ガードの間に割って入りにくいので、攻撃が当てにくい

・自分のガードを上げると視界も狭くなる

など様々なデメリットがある。

ボクシングの試合では階級が重くなるほど、相手へのダメージを考えてグローブも大きくなっていく。

逆に小さいと軽くて動きやすいし、ダメージも拳の威力が直接伝わりやすいのだ。

これについてはネット上で様々な意見が飛び交い、中には「八百長」「やらせ」などの言葉が飛び交った。

・亀田グローブもヘッドギアも全然ちゃうやん。 テキ屋のくじ引きと一緒やったんや。くっだらねー

・本当に本当に茶番だったんだな。流石亀田だわ。最初から最後まで屑

・今回の亀田興毅全部セコやん！そりゃ〜カツの当たり前やん！！しかも、一千万円企画元々あげるけきなかったやろ笑笑

・素人にでかいグローブを付けさせているなんて。 　やっぱ駄目だわ。

・亀田のやつやらせでもなんでも面白いからいんじゃね？😂 まぁグローブはあかんな。わら

・素人相手に八百長とか、亀田らしくて良かった

・亀田興毅を勝たせるような仕組みだらけのプロレス風やらせボクシングをしかけて興行収入をあげまくったamebatv

大きさの違いは妥当！？それとも亀田興毅がセコかった！？

しかしボクシングでは体格の大きい人ほど、大きいグローブを付けると言うのは基本だ。

今回の相手も素人とはいえ、全員亀田興毅よりも体格の大きな相手。

しかも3分3ラウンドの4連戦と言う、ブランクがある亀田にはかなりハードな内容だった。

今回集められたのは、

・身長175cm以下、体重70kg以下

と言う条件のもと、2000人から選ばれた4人の選手。

亀田興毅の現役時代の身長と体重が、

・身長165.9cm、体重52.16kg（スーパーフライ級）

なので、身長10cm、体重では15kg以上の差がある事になる。

基本的にこれだけの差があると、プロ同士の対戦ではもはや勝負にならない。

アマチュアや多少の経験者なら、体重15kg以上上回っているなら、プロにも十分勝てるレベルだ。

↓※元世界王者の畑山隆則でさえ、素人だった頃のボビーと戦うのはキツイ！

階級の違いはそれだけ大きいので、グローブとヘッドギアの大きさが違うのは妥当かなと思う。

ただボクシングのアマチュア試合では、体重64kgまでなら10オンス、それ以上は12オンスと言うルールがある。

今回のような14オンスと16オンスは主に練習やスパーリングで使われる大きさなので、KOするのはかなり厳しい。

しかも今回の亀田興毅のように「ガン待ち+カウンター」戦法を取られると、素人がKOなんてほぼ無理。

この辺はさすがに、亀田興毅はセコかったと言えなくもないだろう。

ただかと言って、亀田のグローブ10オンス、挑戦者12オンスにすると、挑戦者へのダメージがハンパなくて危険。

まとめ

今回の見解を個人的にまとめると、

・グローブとヘッドギアが違うのは体格的に妥当

・14＆16オンスはKO難しいけど、小さくすると挑戦者が危険

・ただ亀田のガン待ちはセコかった

と言う感じ。

4戦目はちょっとグダグダだったし、もうちょっとスタミナトレーニングしてガンガン攻めて欲しかったなぁ。。

現役時代からそうだけど、ガン待ちスタイルになってから面白みがイマイチになった。