冨田真由さん9月現在は容体もかなり回復！岩﨑友宏の判決も間もなく発表。

2016年5月21日に、アイドルの冨田真由さんがファンに刺されて重体になった事件を覚えている人は多いだろう。

犯人の岩崎友宏容疑者には、Twitterでしつこく絡まれた後に、ライブ会場で刺され重体に陥っていた。

全身を約30か所刺され、一時は脳死状態も心配された冨田真由さんだったが、その後意識を取り戻し、容体も徐々に良くなってきている。

今回のような事件は、事件当時は騒がれても、その後の結末がどうなったのかなかなか話題にならない。

みんな忘れてしまい、新しい話題に飛びついてしまう事が原因だと思うのだが、やはり結末まで知る必要性は高いだろう。

冨田真由さんの9月現在の容体は？

事件が発生したのは、2016年5月21日。

それから3ヶ月以上たった現在の容体だが、大分回復傾向にあるようだ。

一時期は首からの出血が激しく、脳に血が回らずに障害が残る可能性が高かったが、それもなんとか病院側の処置で乗り越えている。

事件から2週間後には意識が戻ったが、脳や内臓などにも大きな損傷は見られず、現在は意識ははっきりとした状態にあるようだ。

警察からの聞き取りにも応じられるようになり、順調に回復している事がうかがえる。

以下、ニュース記事からの抜粋

ちなみにYahoo!リアルタイムの感情図だがこのようになっている。

事件から3ヶ月経った今でも、容体を心配する声は多い。

心配から、ネガティブな感情のコメントがやや多い。

衝撃的な事件だっただけに、話題が収まっても人々の記憶にはまだまだ残っているようだ。

今後、アイドル活動や普通の生活が出来るかどうかは分からないが、ひとまず命に別状はないと言う事で安心してもいいだろう。

不運な事件に巻き込まれたとしか言いようがないのだが、これからも強く生きて行って欲しいと思う。

ちなみに冨田真由さんは2週間後に意識が回復しているが、一般的に意識不明の状態が2週間以上続くと、危険度が大きく増すらしい。

体の状態にもよるが、意識が回復したのは奇跡的と言ってもいいかもしれない。

ちなみに海外では病気で意識不明の昏睡状態となった男性が、その後12年間寝たきり状態だったケースが存在する。

マーティン・ビアトリスさんは、病気で昏睡状態となり意識不明の植物人間状態となった。

2年後に意識だけ目覚めたが、身体は動かせず10年間体の中に閉じ込められてしまった。

これはかなり特殊なケースと言ってもいいだろうが、人間の生命力の強さには驚くものだ。

岩﨑友宏容疑者の判決が間もなく発表

それにしても容疑者の岩﨑友宏はどうなったのだろうか？

世間ではもっぱら、重い罪を望む声が多いようだ。

しかし肝心の事実は、どうもそうはいかないようである。

警察の取り調べによると岩﨑友宏容疑者には「精神障害」の疑いがかけられており、罪に問う事が難しくなっているようだ。

刑法39条によると、

1.心神喪失者の行為は、罰しない。

2.心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。

と言う項目があり、精神に何かしらの異常が認められる場合は、「罪が軽くなる」もしくは「罪に問われない」可能性があるらしい。

このまま精神障害が認められれば、さいあく岩﨑友宏容疑者は「無罪」となってしまうことになりかねない。

ルール上はそのようになっていて仕方ないことは分かるのだが、冨田真由さん本人やその関係者は、なんともやりきれない気持ちになるだろう。

ちなみに精神障害が認められ、無罪となった場合はどうなるのだろうか？

現在は「心神喪失者等医療観察法」と言うものがあり、専門家が完治と認めるまで指定された病院へ収容されるようになっている。

しかしこれができたのがつい最近の2005年で、それまでは医者から退院と言われれば釈放となり、普通に一般人と同じ生活をしていたと言うのだから驚きだ。

日本は加害者に「甘い」と言われがちだが、これは本当にそう思う。

日本の再犯率は4割以上と言うデータがあり、一度更生したと認められても、再び犯罪を起こす可能性が非常に高い。

加害者の「社会復帰」の支援も大事だとは思うが、現状このような状態になっている限り、もっと対策を考える必要があるだろう。

何よりも普通に暮らしている一般人が、一部の人間により被害を受けるのは本当に耐えられない。

岩﨑友宏容疑者は現在身柄を拘束されている状態で、判決が出るのは9月5日。

果たしてどうなるのだろうか・・・