リオオリンピックが終了したところで、日本はメダル41個（金12個、銀8個、銅21個）と言う、過去最高の成績を収める事ができた。
次に行われる2020年東京オリンピックに向けて、最高の弾みを付けられたと言ってもいいだろう。
今回の結果はとても素晴らしいものだったが、見る側としてやはり気になるのは次回の東京オリンピックでの活躍である。
リオオリンピックの結果を見ると、「日本はまだまだやれる！」と言う気持ちにさせてくれる。
それが地元の東京では、さらに強さを見せてくれるんじゃないか？と思わせてくれる。
今回のリオの結果などを見て、4年後にさらに期待できる種目や選手たちについて書いていこうと思う。
2020年東京オリンピックで行われる競技種目
・水泳
・アーチェリー
・陸上競技
・バトミントン
・ソフトボール
・バスケットボール
・ボクシング
・カヌー
・自転車競技
・馬術
・フェンシング
・サッカー
・ゴルフ
・体操
・ハンドボール
・ホッケー
・柔道
・空手
・近代五種
・ボート
・7人制ラグビー
・セーリング
・射撃
・スケートボード
・スポーツクライミング
・サーフィン
・卓球
・テコンドー
・テニス
・トライアスロン
・バレーボール
・ウエイトリフティング
・レスリング
期待できる競技や注目選手など
水泳：萩野公介、瀬戸大也
まず東京でも注目したいのは水泳男子のこの2人だ。
オリンピック開幕してすぐに、男子400ｍ個人メドレーで萩野選手が金メダル、瀬戸選手が銅メダルを獲得した。
2人ともまだ22歳ながら高いパフォーマンスを誇り、26歳となる東京オリンピックでの活躍が楽しみだ。
特に萩野選手は200ｍ個人メドレーでも銀メダル、また銅メダルを獲得した4×200ｍでも活躍している。
若いころから切磋琢磨してきた2人だが、東京ではさらに瀬徴した姿を見せてくれるに違いない。
陸上：男子4×100ｍリレー
リオで最も驚いたのが、陸上男子4×100ｍリレーでの銀メダルだろう。
圧倒的に個人の身体能力が劣る中で、日本はバトンパスとチームワークを武器に銀メダルを獲得した。
100ｍ9秒台が1人もいない中での、世界歴代最速のタイムを叩き出している。
メンバーも山縣24歳、飯塚25歳、桐生20歳、ケンブリッジ23歳とまだ若く伸びしろがある。
さらに17歳のサニブラウン・アブデルハキームも控えており、東京では9秒台を4人そろえた布陣で挑むことも十分可能だ。
東京ではボルトも不出場、日本が金メダルを取れば、それこそ今世紀最大級のニュースになるだろう。
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レスリング女子
レスリング女子はリオの大会で4枚の金メダルと、1枚の銀メダルを獲得した。
試合内容も逆転に次ぐ逆転と言うもので、メダルと言う結果だけでなく勇気と感動を与えてくれた試合だった。
21歳の土性と川井、22歳の登坂はもちろん、32歳の伊調、33歳の吉田も東京での活躍はまだまだ期待できる。
この試合をテレビで見た他の選手たちも、東京では自分が活躍しようと息巻いている事だろう。
日本人が「やれる」と言う自信を植え付けてくれたこの種目で、東京ではどう爆発するのかが楽しみだ。
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卓球男子・女子
卓球男子と女子も日本選手団を勢い付けてくれた試合だった。
結果としては男子個人で水谷が銅メダル、男子団体が銀メダル、女子団体が銅メダルだったが、それ以上に試合の内容に感動した人も多いだろう。
圧倒的な強さを誇る中国に食い下がった場面は、印象に残った人も多いに違いない。
女子メンバーのキャプテンの福原愛も、個人ではメダルに届かなかったものの4位と健闘した。
女子メンバーでは石川佳純が23歳、伊藤美誠が16歳とまだまだ若く、福原愛も27歳でまだまだ現役だ。
中国に勝つのは難しいかもしれないが、東京でも一矢報いてメダルを獲得してほしいものである。
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ソフトボール・野球
2020年の東京オリンピックでは、しばらく競技から外れていたソフトボールと野球が追加される。
2008年の北京オリンピックでは、女子ソフトボールが金メダルを取ったのはまだ記憶に新しい。
男子の野球でも、日本はWBCで2回優勝するなど、今や世界屈指の強豪国だ。
また野球は日本での注目度が高く、多くのファンが盛り上がることが予想される。
日本で注目の選手と言えば、日本ハムの大谷翔平選手だが、メジャーに挑戦中なら出場しない可能性もあるため、そこがどうなるかが注目だ。
テニス
男子テニスでは、リオで錦織選手が96年ぶりに日本選手のメダルを獲得した。
3位決定戦でナダルを破った時は、多くの人が歓喜に沸いた事だろう。
ジョコビッチ、ナダル、フェデラー、マレーの「ビッグ4」はまだまだ強いが、かなり崩れており誰が頂点に立つか分からない状況だ。
錦織選手はグランドスラムでは2位、オリンピックで3位と言う最高成績を残している。
東京オリンピックまでにグランドスラムの優勝、そして東京での金メダルを期待したいところである。
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