新潟県加茂市の加茂暁星高校で、7月に野球部の女子マネージャーが練習直後に倒れ意識不明となっていたが、8月5日に亡くなっていたことが判明した。
女子マネージャーは球場から普段はバスで帰宅していたが、この日は怪我をした部員がいるなどしてバスが埋まっていたため、監督は走って帰宅するように指示。
学校に着いたところ玄関前で倒れ、意識不明の重体となっていた。
加茂暁星高校の女子マネージャーが低酸素脳症で亡くなる
事件の概要はおおよそこの通り。
同校によると、女子生徒は7月21日午後5時半すぎ、同校から約3・5キロ離れた野球場での練習に参加。午後7時半ごろに練習を終え、男子部員と一緒に走って学校に戻った直後、玄関前で倒れたという。
女子生徒は普段、球場を行き来する際は、用具などを積み込むマイクロバスに乗っていた。この日はけがをした部員がバスに乗るなどしたため、監督が「マネジャーはマイペースで走って帰るように」と指示していた。女子生徒が倒れた直後、駆けつけた監督は「呼吸は弱いけれどある」と判断し、救急車が来るまでの間、AED(自動体外式除細動器)は使用しなかったという。
女子生徒は救急搬送された病院で治療を受けていたが、5日午後6時すぎに亡くなった
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-00000049-asahi-soci
練習で使っていた野球場は、加茂暁星高校から3.5キロほど離れていた「羽生田野球場」。
写真は上空から見た写真だが、野球場の周囲は森林におおわれており、走るにしてもかなり険しい道のりだったと思われる。
女子マネージャーが亡くなった原因は「低酸素脳症」。
低酸素脳症とは
循環不全または呼吸不全などにより,十分な酸素供給ができなくなり脳に障害をきたした病態。
原因は多岐にわたり、食べものによる窒素や溺水、心筋梗塞、重度の貧血や一酸化炭素中毒も原因のひとつとなる。
主に呼吸に障害が起きるなど、脳に酸素がいきわたらなくなった時に起こる病気。
恐らく急激な運動をしたために、呼吸障害が起こった可能性もあるだろう。
ネットでも様々な反応があるようだ。
野球部の女子マネージャーの死因は「低酸素脳症」と発表されているのですが、原因は「熱中症」なのでしょうか。過去には、熱中症で倒れて一時的に心肺停止、低酸素脳症で寝たきりになった部活動中の事故も。どちらも「ランニング」で症状が悪化?熱中症はとても危険な状態なのだと感じました。
— hann3 (@hann3t) 2017年8月6日
低酸素脳症になったってことは脳に酸素が送られなくなったってことだから走ってる途中で心肺機能に異常を来したか、元々心肺機能が弱い中で身体に過度のストレスが掛かったことで脳に酸素が送られないぐらいに心肺機能が弱ってしまったのかな?どうなんだろう https://t.co/60ALnOutds
— ガッタガタ@ADHD (@FR6t55tt) 2017年8月6日
この記事みると、AED持ってこないといけなかったって感じなのかな。低酸素脳症が何で引き起こされてたのか分からないけど、ランニング→低酸素脳症って報告が全然なかったから、ランニングでない別の原因がありそうだよな。
— とーこは低浮上 (@8910_H2O2) 2017年8月6日
マネージャーなんだから普段走り慣れてる訳ではなく、突然走って帰れと言われて、超炎天下を走って低酸素脳症になった。低酸素脳症?はぁ?死に至る熱中症もそうだけど生命維持機能が麻痺するかんじ。
— Makoto Shibata (@bonaponta) 2017年8月6日
押切智直監督には批判の声も
野球部の監督を務めていた押切智直監督は、業務上過失致死の疑いも視野に、現在捜査が進められている。
AED(自動体外式除細動器)を使用しなかったなど、判断の誤りと思われる部分も指摘されているようだ。
ネットについても責任を追及する声、もっと慎重に捜査を進めるべきの声など、様々な意見が寄せられている。
マネジャー亡くなったところの監督
「弱いけど呼吸はしていた」
ってAED使用しなかったのか…。呼吸出来てたら低酸素脳症にはならんでしょ。
これは対応に問題ありそう。— 〖 m o t o 〗 (@kasumoto5021) 2017年8月6日
ってか、何故マネージャーを走らせるんですかね?
熱中症でなく低酸素脳症で亡くなっているのが気になります。
この監督が保健体育教師の資格が持っていたとしたら、教員免許を与えたことに疑問を感じざるを得ません。— BLACKBIRD1137 (@yassan1137) 2017年8月6日
(選手といっしょに女子マネを走らせるって…今年の加茂暁星って、比較的早めに県予選落ちしたから…監督…頭に血が上ってたんかのぅ……)
— きゃぶ(へんじがない ただのしかばね…) (@CABed) 2017年8月6日
新潟の女子マネが亡くなったって奴監督の判断ミス濃厚だろう( ˙-˙ )
— 斐💮ベアトリ-チェ🔰 (@MINERALWATERRR) 2017年8月6日
RT 練習をした球場から同校までの約3キロを走った後に倒れたという。
監督はマイペースでと伝えらしいけど、遅れたらいかんと思って頑張って走ったのでは?
低酸素脳症だなんて… 暑さを生易しくみたら駄目だよ。— しらうめ (@shiraumeizumi) 2017年7月26日
女子マネ亡くなったんや…どんな過程があったとしても生徒が亡くなってしまったら監督者の責任よ
— よしだ ねず (@maitake_tb) 2017年8月6日
3.5km走って亡くなった野球部の女子マネの話。これは監督の責任は勿論だけど、なかなか想像するのが難しい結果だよなと思う。
— 石像 (@ikaring12712674) 2017年8月6日
女子マネ死亡の件、監督の「呼吸があるからAED使わなかった」ってなんだよ。
AEDは心電図の解析機能ついてるから、例え呼吸があろうがなかろうが倒れたら持って来させなきゃだめでしょ。
監督の自己勝手な判断で使わないってのは本当腹立たしい。この時点で責任感が皆無だよね。— ニートになりたいOzozPaP (@ozoz_p) 2017年8月6日
事前の対策は色々あったんじゃないかな?監督?
女子マネのご冥福をお祈りします。
二度とあってはならない事です
>RT— ケイ (@time0720) 2017年8月6日
新潟の野球部の女子マネが亡くなった事件って、監督が呼吸確認したってもチェーンストークス呼吸だったとか?走らせて帰る、って選択肢を安易に取る人間にそんな知識ある訳もないか。人を預かるってことにもっと責任持たないとなぁ。自分も。
— yu1law (@muttyo0083) 2017年8月6日
女子マネージャーを走らせて帰宅させてしまったために起こった事件だが、一般常識的に女子マネ1人のために車を往復させるのも考えもの。
今回のようなケースは、判断が難しいと言えるだろう。
しかし救急車が来るまでの処置については疑問の声もあり、看護に対する知識が無かったのは問題となると思われる。
教師の仕事が増え続け、ブラック企業状態とも言われる中、野球の練習から看護の問題まで、顧問にせまるのも難しいところだ。
コメント
>一般常識的に女子マネ1人のために車を往復させるのも考えもの。
え?そんな一般常識聞いたことありませんけど?
女の子を夜に一人で山道を帰宅させるなら車を出して送迎するのは常識じゃないの?
どこが考えものなんだか…
上のコメに完全同意
そんな一般常識聞いたことねーわ
「一般常識的に女子マネ1人のために車を往復させるのも考えもの。」?????
その根拠は??? 男尊女卑か???
4キロも無いところなら往復してどれだけもかからないはず。
往復すればいいだけのこと。「走って帰れ」はあまりにも不適切。
やっぱそこ疑問覚えるよなw
どこの世界の一般常識だよ
女子は勿論、仮に男子生徒だったとしても高校生の子供やぞ
そもそもの「山の夜道を走って帰れ」から非常識極まりない
怪我人が出て乗れないなら(ここから既に疑問だけど)、怪我人だけ先に送って、戻ってマネージャ含めた野球部全員を送るとかで良かったやろ
一般常識?!その発言が常識外れです。
運動選手ではなくマネージャーなんですよ。なんで走らせなきゃいけないんですか?
女の子が暗い山道を1人で帰るのは怖いし危険。1人になりたくなくて、他の男子選手に必死について走ったのかもしれないと思うと、娘を持つ母としてはたまらなく切ないです。
もう一往復して、車で送るのが一般常識だと思います。
田舎はこういうの特に意識低いからなぁ。
押切監督は教員自体を辞職すべき。校長も辞職。野球部は廃部だな。
学校までの距離3.5キロって直線距離で3.5キロであって実際の走行距離となると5キロくらいあるんじゃないか?
女だろうが男だろうが夜道を一人にして、昼でもだ
低酸素脳症になるなんてよっぽどのことがないとならない
あと普通に「一般常識?!」とか「!?」こうだろ普通は、女は黙ってろ4ね
というわけでそもそも監督の人間性自体がおかしい