ブラックジャックによろしくや海猿など、数々のヒット作品を生み出してきた漫画家の佐藤秀峰。
リアリティのあるストーリーや、その画力も定評があり、日本トップクラスの漫画家として評価されている。
一方で、有名人や企業とは数々のトラブルを抱えており、トラブルのたびに「またか・・・」と世間ではすでに周知の事実のようだ。
佐藤秀峰のプロフィール
生誕 1973年12月8日(43歳)
出身 北海道 中川郡池田町
国籍 日本
活動期間 1998年(平成10年) –
代表作 海猿 ブラックジャックによろしく
海猿1【電子書籍】[ 佐藤秀峰 ]
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新ブラックジャックによろしく1【電子書籍】[ 佐藤秀峰 ]
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佐藤秀峰のトラブルエピソードやおかしいと言われる理由w
佐藤秀峰はこれまでに数々のトラブルを起こしてきたことで有名だ。
・出版社「モーニング」とケンカして移籍
当初連載していたマンガ「ブラックジャックによろしく」はモーニングで連載され、コミックは講談社より発売されていた。
しかし、
・マスコミへの2次使用無断許可50件
・セリフの無断改ざん
・登場人物氏名の無断変更
などが重なったことから、モーニングに対する不信感が募り、休載を挟んだ後「ビッグコミックスピリッツ」に移籍。
この騒動について佐藤秀峰は出版社の漫画家に対する厳しい姿勢を、自身でマンガにし公式サイトで公開している。
・ボクマン連載も作画担当と揉めて3話で終了
作画を担当した一色登希彦との合作である「ボクマン」が連載を開始。
公式サイトに連載された際には、読者から好評を得ていた。
しかし佐藤が一色とのトラブルを告白し、開始から3話で連載終了。
以下、佐藤のコメント。
「作品の制作についての契約書のやり取りを行ってきましたが、最終的に双方が合意できる着地点が見つかりませんでした」
「作品は、今後も一色さんがお一人で描かれ、発表されていくことになるであろうと思います」
「(一色に対し)尊敬の念は、今も強く持っております」
「『ボクマン』において、原作者と作画家という関係を構築、修復することは不可能です」
・フジテレビとの絶縁騒動
「アポ無しで取材に押しかけられる」「海猿の関連書籍を許可なく出版」などにより、フジテレビとの絶縁をSNS上でつぶやいた。
その後、執行役員報道局長から謝罪文が送られた事により、佐藤は和解の姿勢を示した。
ブロマガでホリエモンのゴーストライターを暴露
堀江貴文氏の著書である「拝金」「成金」の表紙画を佐藤が担当。
拝金【電子書籍】[ 堀江貴文 ]
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その際にブロマガで、この2冊はゴーストライターが執筆したものだと暴露し、
「自分が関わった仕事でそのような事実があったことを、非常に恥ずかしく思っております。」
とコメントした。
ゴーストライターの暴露は異例であったことから、世間の話題を呼んだ。
不倫相手を妊娠させ離婚→元妻に自分でインタビュー
佐藤秀峰はマンガ家の佐藤智美と結婚していたが、佐藤が不倫相手を妊娠させていたことが発覚。
これがきっかけとなり、2人は離婚することとなった。
その後佐藤秀峰は、元妻である佐藤智美に対し、自身がインタビュアーとなった記事を公開した。
秀峰: まずは離婚されたということで、お話を伺ってもよろしいでしょうか?あまり立ち入ったことをお聞きするのも心苦しいのですが…。
智美: いえいえ、どうぞ(笑)。
秀峰: では、まずは離婚の原因からお話いただけるでしょうか?もちろんお話しできる範囲でかまいません。文章は必ず掲載前にご確認いただきますので、言い過ぎたところや言い足りなかった部分は後から修正もできます。ざっくばらんにお話いただければありがたいです。
智美: 了解です。そうですね、離婚の原因は簡単にいうと配偶者の不貞行為です。
私ではない女性を妊娠させてしまったとのことで、元夫から突然告白されました。秀峰: え…!?…あー…、それは…大変ですね…。シャレにならな いと言うか、何と申し上げて良いのやら…。
智美: ええ。浮気だったら…と言ったらアレでですけど、完全にアウトですよね。私はそんな相手がいることも知らず、まったくゼロの状態だったので驚きましたよ。
秀峰: 初耳ですか?
智美: はい、まったく知りませんでした。確か、そうですね…。(カレンダーを確認する)今年2月2日です。土曜日の午後に聞かされました。
最初は「子供ができた。認知したい」という話でしたね。ちょうど私たちの子供(元ご夫婦の間にはお子さんがいらっしゃるそうです)が習い事で出かけている時間があって、元夫と二人きりの時に聞いたのですが、聞かされてから2時間くらいで離婚を決意しました。
自宅のすぐ近くに会社の事務所があるのですが、話の後、元夫は事務所に用事があって出かけなくてはいけなかったんです。
話自体はやはり2時間くらいしたのかな?
で、出かけている間に家の掃除をしながら考えました。離婚しようと思い、事務所に電話をかけ、受話器越しに元夫に「離婚しましょう」と伝えましたよ。秀峰: 元ご主人は何とおっしゃっていましたか?
智美: 「えぇ~~~~!?」って言ってました。
秀峰: そうですか。そのくらいしかリアクションが取れなかったんでしょうね…。
キンドルで著書が勝手に無料で販売→タイトルを「よろちんこ」に変更
佐藤秀峰の著書である「ブラックジャックによろしく」が、kindleで勝手に無料化されていたことが発覚。
これに対して佐藤はマンガのタイトルを「ブラックジャックによろちんこ」に変更し、アマゾンに対して抗議する姿勢を見せた。
数日前に1〜3巻が勝手に無料化などされた上にロイヤリティが支払われないという事件が起こり、アマゾンに説明を求めた瞬間に全巻無料化されるという恐ろしさ。
これ以上、訴訟を増やしたくないんだけどな…。— 佐藤秀峰 (@shuho_sato) 2017年7月26日
「ブラックジャックによろしく」がKIndleで勝手に無料化&ロイヤリティ0円な件、アマゾンから回答。
他のサイトで無料で配信されてるからそれに合わせて無料化(プライスマッチという)したそうで、お金も払う気ないって。
物を売るって何ですかねぇ…?— 佐藤秀峰 (@shuho_sato) 2017年7月27日
とりあえずタイトルを明らかに違うものに変更しました。
24時間以内には反映されるはず。 https://t.co/MlTo4qIBLq— 佐藤秀峰 (@shuho_sato) 2017年7月28日
とりあえず3日間で10000冊も無料でばら撒かれちゃったよ。
プライスマッチ怖いなぁー。 https://t.co/D8AgkMOLXQ— 佐藤秀峰 (@shuho_sato) 2017年7月28日
タイトルを変えました。
「ブラックジャックによろちんこ 第1巻 [電子書籍版] 」佐藤秀峰
https://t.co/4sH1nz4QxP— 佐藤秀峰 (@shuho_sato) 2017年7月28日
お、今度は「ブラックジャックによろちんこ」というタイトルを直せというメールが来た。
直すまで販売停止だって。
15000冊も0円でバラ撒いといて、「販売停止」ってウケるなぁ。
「タイトルが違っても同一作品だ」と言った直後に、アマゾンの中の人も言動が二転三転してる。— 佐藤秀峰 (@shuho_sato) 2017年7月28日
トラブルはたくさんあるが、おかしいと言うよりは納得いかないものはとことん反撃すると言う印象。
今後もいろんなとこでトラブルを起こしてくれそうだ。
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