キングコング西野が4年半をかけて制作した「えんとつの町プペル」。
現在までに23万分以上売れてるらしいのだが、西野がそれをネット上に「無料公開」することを発表した。
理由はお金が払えない小学生も見れるようにするためらしいのだが、これについては批判も殺到し炎上している。
これはネットを使った、次回作に向けての炎上マーケティングの予感しかしない!!
キンコン西野が「えんとつの町プペル」を無料公開
お笑い芸人キングコングの西野が、自身の著書である絵本「えんとつの町プペル」を無料公開することを発表した。
以下はブログに公開されたコメントの一部だ。
僕の財産は、『えんとつ町のプペル』という《作品》だと思うのですが、
個人の財産を個人が独り占めするのではなく、分配し、皆の財産にしようと思いました。
皆が豊かになった方が、巡り巡って自分も豊かになるだろう、と。
『ギブ&テイク』ではなく『ギブ&ギブ』。
自分のことだけを考えても、その方が良いだろうと結論しました。
お金の奴隷解放宣言です。
これから、無料化できるところから無料化していって、『お金』なんて、そもそも存在しなかった時代や、地域で、おこなわれていた『恩で回す』ということをやってみます。
おい!
俺にコメントをくれた小学生!
もう大丈夫だ、2000円なんて必要ないぞ!
『えんとつ町のプペル』は、ここから読んでくれ。
↓
大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)
しかしすでに2000円で販売されていた絵本をネット上で無料公開することに対して、SNSなどでは批判のコメントも相次いでいる。
西野一人が描いたんじゃなくて分業制で各々得意分野をもったイラストレーター33人集めて描いてて、さらに言えば資金源はクラウドファンディングで、資金回収したあとに無料公開してお金の奴隷解放宣言てギャグでクリエイター大量殺人する金持ちまじで笑えないだろ
— 超新星爆発 (@tadanoakuta) 2017年1月19日
お金があるから格差が生まれるとキンコン西野さんが「お金の奴隷解放宣言」と称して23万部売れた本を発売から3ヶ月で無料公開した件、「金持ちの道楽」「クリエイター殺し」など叩かれてるけども、この人の最大の失敗は無料化したことではなく、「人を見下すことに無自覚」という点に尽きると思う。
— 深爪@重版御礼「深爪式」絶賛発売中 (@fukazume_taro) 2017年1月19日
さきほど「お金は格差しか生まない。お金の奴隷解放宣言だ」と自身の関わった著書をウェブで無料公開した西野さんをボロカスに叩きましたが、無料公開サイトにがっつりアフィリが貼られているので、これは西野さんの体を張った渾身のギャグである可能性が出てまいりました。
— 深爪@重版御礼「深爪式」絶賛発売中 (@fukazume_taro) 2017年1月19日
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西野さんに言いたいことは、2週間前の西野さんが既に言ってるんだよなぁ… pic.twitter.com/KuSH0yQVFJ
— もこ (@_rokomoko) 2017年1月19日
キンコン西野が大ヒット絵本を無料にしちゃった件。あんだけブログで思いを語った上で無料公開するなら、最後に一文『てなワケで俺は無料にするけど、その代わり他のクリエイターに「西野はタダにしたんだからおまえもしろ」なんて絶対言っちゃダメよ』ぐらい付け加えとけばカッコイイのに。
— 片岡K (@kataoka_k) 2017年1月19日
・キンコン西野とかいう人の件。現実世界にもイオク様並みに「はた迷惑な方向に無駄に実力のある奴」っているんですな(笑)。
・西野は自分の利益になることをさも他人のためのようにやってるのが癪に触る、
・知人の比較的知識層でも、キンコン西野のweb絵本無料化にポジティブな反応している人がけっこういて萎える。
・西野さんの作品が無料公開されたことになんも感銘も、感動もない。資金が回収されたから無料にしただけに見える。
・キンコン西野さん相当なレベルクズ行為をやってると噂だがこれってマジなの?
真の目的は次回作への宣伝目的?炎上マーケティング?
キングコング西野が、果たして本当にお金のない小学生のためだけに、本を無料公開したのか??と言われると、それだけではないだろう。
恐らく絵本の売り上げがある程度ピークを過ぎたため、今回のように無料で公開して注目を集め、次なる販売につなげる戦略だと思われる。
・無料で公開して多くの人に知ってもらう
・偏った正論などで炎上させることで宣伝する(炎上マーケテイング)
・知名度が上がり、次回作の絵本や個展などが売れやすくなる。
今回の騒動で、西野が絵本を出版していた事を知った人も多いんじゃないだろうか。
さらにあのきれいな絵本を見れば、ファンになったり次回作が読みたくなる人もいるだろう。
無料で公開するのは他のスタッフやクリエイターに失礼!と言うコメントが多くみられたが、恐らくその当たりも計算においての今回の無料公開だと思われる。
「いいものを無料で公開して、次の販売につなげる」と言うのは、「FREE戦略」と言ってネットでも有名なマーケティング方法だ。
よくあるスーパーで売り場のおばちゃんが、「お一ついかがですか?」とただウインナーを配り、そのまま商品を買ってもらうあれに近い。
実は昔から身近にある、伝統的な商法なのだ。
例えばそれらのマーケティング方法が記されたこの本も、3000円と言う価格がするにも関わらず、期間限定で無料で手に入るようになっている。
これも「無料公開」を利用した、マーケティング方法であることが分かるだろう。
キングコング西野もこのような手法を勉強し、作家や事業家としても活動を広げていくんじゃないだろうか。
コメント
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