青山学院大学が、2017年は史上初の箱根駅伝3連覇&大学三大駅伝制覇を果たした。
圧倒的な強さで優勝した青学だが、その立役者となったのが3区の秋山雄飛だ。
区間賞獲得で一気にトップに立ったのだが、この時点でほぼ流れが青学で固まったと言ってもいいだろう。
またレース以外でも面白い選手で、真面目で堅苦しいマラソンや駅伝のイメージを、変えてくれる選手になるかもしれない。
秋山雄飛のプロフィール
本名 秋山雄飛
出身地 兵庫県三田市
出身校 須磨学園→青山学院大学
5000m 13分53秒56
10000m 28分58秒93
青学の原晋監督曰く、秋山雄飛はテンションの上がり下がりが激しい選手。
2017年に箱根駅伝で優勝した時も、12月20日ごろまではレースで使えないほどテンションが低かったらしい。
しかし調子のいい時は爆発的な強さを見せるため、見極め次第では強力な戦力になる選手だそうだ。
秋山雄飛の卒業後の進路は中国電力へ
秋山雄飛は卒業後は中国電力で競技を続ける。
中国電力と言えば広島県にある大手の実業団だが、この地域では№1の駅伝強豪チームだ。
過去にはニューイヤー駅伝で優勝したこともあり、現在も上位争いを続けるチームとなる。
また油谷・尾方・佐藤など、マラソンで実績を残した選手も多く、世界レベルのランナーを多数輩出している。
ちなみにこの年に中国電力に加入する新人は、秋山の他に
・佐藤孝哉 山梨学院大学
が加入する予定。
秋山雄飛がマラソンにチャレンジするかどうかは不明だが、箱根駅伝を経験した選手の次の目標の多くはマラソンとなる。
さらに2020年には地元の日本で東京オリンピックが開催されるため、ここを焦点にしてマラソンにチャレンジする選手は多い。
秋山雄飛が中国電力に加入したのも、東京オリンピックのマラソン代表を目指しての事である可能性は高そうだ。
秋山隊長、そしてレーザービームのパフォーマンス
今年の青学で目立ったのが、さりげなく面白いパフォーマンスだ。
秋山は手をグルグル回す「隊長走り」を見せつけ、メンバーの下田裕太はゴール後にピースサイン、さらにミリオンランティス公式Twitterからリプをもらうなど、レース面以外の活躍も目覚ましい。
秋山の隊長走りは腕をグルグル回す変な走り方だが、これをやってるときの秋山は調子がいい時だそうだ。
ちなみに調子が悪い時の秋山雄飛の5000mのタイムは、21分58秒らしい。
この一般人並みのタイムは・・・駅伝で使うにはかなり怖い選手だ。
そして箱根駅伝優勝後のテレビ出演では、得意の「レーザービーム」ダンスを披露。
【ZIP!】
3区秋山雄飛選手の“レーザービーム”
さすがリズム隊長♪ pic.twitter.com/22cNtLiKyC— まい (@TU_biglove) 2016年1月7日
原晋監督は実は、選手たちには「perfume」の音楽を流しながら走る事を進めているそうだ。
perfumeのような一定のリズミカルな音楽は、走る時にいいリズムを生みやすいそうなのだが、秋山雄飛の頭の中では一緒にダンスも踊っているんだろうか。
そう言えば過去に駒澤大学の9区を走っていた塩川雄也選手も、ほぼ最初から最後まで「aiko」の曲が頭の中で流れていたと言っていた。
是非秋山雄飛にはレーザービームだけではなく、今年流行った「恋ダンス」や「PPAP」も踊ってほしいものだ。
恋ダンス↓
PPAP↓
これからは陸上競技やマラソンも、ただ速いだけの選手では、多くの若い選手を集めていく事は出来ない。
速いのに加えて、面白いパフォーマンスを見せて注目を集めるスター選手が必要だ。
「秋山隊長!!(∩´∀`)∩」
そこんとこよろしくお願いします。
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