35歳の男ですが、生まれてこの方エヴァンゲリオンを見たことがありません。
周囲でハマッてる人はいたんですが、そこまで興味はそそられず。
しかし今回のシン・エヴァは世間的にすごく評価されてたのと、庵野監督のNHK「プロフェッショナル~仕事の流儀」を見たら、すごく見たくなったのでこの前映画館でシン・エヴァンゲリオンを見てきました。
エヴァ全く知らない人でも楽しめたのか?
感想を書いていきたいと思います。
ちなみにネタバレかなりあるので、ネタバレNGの人は最初の結論だけ見てもらえたらと思います。
筆者のエヴァについての知識
・ロボットが人類を滅ぼす?マンガ
・綾波レイがかわいい
エヴァについての知識はこんなもんです。
全体的な感想。楽しめたかどうか?
ぶっちゃけ話分からなくて全然面白くなかったらどうしよう…
という不安はありました。
これについてまず結論とまとめを書きます。
・見て損はなかった、とてもいい作品だった
・作画の作り込みやダイナミックさだけでも見る価値はある
・号泣はしなかったけどウルっと来る場面はあった
・最初にざっくりした説明があったのでなんとなく話はわかった
・時々グロくて心臓に悪い
・アスカ、綾波レイ、マリがすごいかわいい
・後半はめちゃくちゃで訳わからん
・なんとなく壮大なストーリーの集大成なのは伝わった
・全作見れば深いんだろうけど、さすがにそこまではしんどい
こんな感じです。
知らなくても序盤は楽しめましたが、後半はわけわかりませんでした。
けどなんとなく凄さは伝わったかなという感じ。
きっとストーリー知ってる人からしたら、感動モノかもしれないですが、そこまでは分からんかったです。
まぁ見て損はないクオリティだったのは間違いないので、暇なら見ていいのでは?くらいの感じですね。
詳細な感想とネタバレを書いていきます。
それでは映画がどんな感じだったのか書いていきたいと思います。
すご~~いざっくりした感じなので、伝わるかどうかはわかりません(汗)。
ファンに見られたら怒られるかも。
最初にこれまでのストーリーのあらすじがありました。
多分映画見てない人にも分かるようにですね。
シンジやアスカやレイが出てきて、いろいろ世界が崩壊していって・・・
なんやかんやいろいろあって・・・
とりあえず人類が絶望の底にいることは分かりました ← (雑すぎ(汗))
シンジ、アスカ、レイは三人で暗い道を歩いていきます。
すごいみんな疲弊してる様子。
きっと悲惨なことがあったんだろうな・・・
そんな顔をみんなしてます。
特にシンジは精神崩壊してて、女子にくっついてる弱気な男という感じ。
そんな中、ある村での生活を始める三人。
半分くらい崩壊し電車が家だったり、まるで戦時中のようにボロボロですね。
きっとロボットたちに滅ぼされたんだろうな…
そして親切な村人の態度に対しても、シンジは全く口を開きません。
相当ショックな出来事があったようで落ち込みまくってウジウジするシンジ。
その態度にブチ切れてイライラしてるアスカ。
もうシンジがめちゃくちゃ言われて、見ててかわいそうになりました。
と言っても、あまりにも無口なので見てるこっちもイライラしてくるんですが(笑)
あれ?アスカとシンジっていい関係じゃなかったんだっけ?
と思いつつ、、
村人のおっちゃんからも罵声を浴びせられるシンジ。
まるで自分の子供の頃を思い出すかのよう。
いじけていたら大人から罵声を浴びせられるあの感じ(笑)
しかしそんなシンジに綾波レイはすごくやさしく接してくれます。
もう綾波レイかわいい。かわいすぎ。
林原めぐみさんの声は神です。
アスカだけなぜか電車を改造した別の部屋を取っていました。
いきなりパンツ一丁姿をさらしているアスカ。
アスカってこんなすぐ脱ぐキャラなんだ・・・
シンジの前でもすぐ脱いでます。
微動だにせず、冷静な態度をとっているアスカ。
綾波レイは「そっくりさん」と言われてましたね。
どういう事?レイは偽物?本物は死んだの?
ちょっと疑問がわきつつも、レイは村人との生活を始めていきます。
「これが…猫?」
「ありがとう…って何?」
綾波レイがここまで言葉知らないのに驚きです。
きっと戦いに明け暮れる日々で、その他の感情が何も無くなってるんでしょうな。
まるでヴァイオレット・エヴァーガーデンみたいです。
畑仕事や温泉に使って、人間の生活を学んでいくレイ。
感情のないロボットのような綾波が、人間の生活を学んでいきます。
人の気持ちを学んでいくレイは、シンジの心も開こうと説得しに行きます。
しかしすぐに追い出されてしまうレイ。
シンジはいつまでもウジウジモードです。
シンジの頭の中で渚カヲルの首が飛びます。
ショッキングな回想に震えるシンジ。
これはトラウマになりますわ。。
しかし時間が立つとだんだん元気になっていき、綾波レイと会話をするようになります。
しかし打ち解けたあたりで、「もっと〇〇したかった」と言って爆発するレイ。
なぜ爆発したのか???
でしたが、多分偽物のロボットだったんでしょう。
本物はいったいどこに行ったの?
急に爆発するのは心臓に悪いですね。
自分だったらさらに落ち込みそうな状況で、シンジは立ち直り前を向きます。
そしてとうとう最後?の戦いが始まります。
ミサトが司令官を努める戦闘機に乗るシンジやアスカ。
恐らく敵の本拠地に向かっていますが、そこで襲撃を受けます。
そこに乗っていたのは、碇シンジの父「碇ゲンドウ」と知らないじいさん。
あれ・・・??
シンジの父って…敵なの??
ここが一番衝撃的だったかもしれません(笑)
シンジの父が黒幕?なんですね。。
エヴァに乗り込むマリとアスカ。
大量の雑魚ロボットを迎え撃ちながら、敵のコアに突き進みます。
目的である?エヴァの13号機にたどり着いたのはアスカ。
壊そうとしますがATフィールドが働いて攻撃を弾き返されます。
眼帯を外して奥の手?を使うアスカ。
タワーみたいのが飛び出して、まるでセミのようにエヴァが脱皮して新しい機体が登場。
そいつが13号機を突き刺しますが、失敗して13号機は目を覚ましてしまいます。
余裕しゃくしゃくで戦っていたマリも雑魚の大群で疲労困憊。
だんだんピンチになってきます。
そして外に出たミサトの前に立っていたのは、黒幕であるゲンドウ。
2人はなにやら話し込みますが、いったいどんな状況なのかよく分からず。。
銃弾を打ち込まれるゲンドウですが、脳みそぶちまけてるのになぜか生きてます。
ここはこの映画のグロポイントです。
そしてエヴァに乗り込もうとしているシンジ。
関西弁のおねーちゃんがシンジが乗るのは許せないと、銃を構えます。
銃弾を打ち込みますが、ミサトがそれをかばって負傷。
シンジはエヴァに乗り込むのでした。
そこからシンジとゲンドウのエヴァの戦いが始まるんですが、ここから先はカオス。
戦ってる2人はビル群だったり、教室だったり、あるいは電車の中2人話し込んだり。
戦ってるのか遊んでるのかよく分かりません。
そんな状況の中、巨大な綾波レイの顔面が登場して流れてきます。
ぶっちゃけ気持ち悪い・・・
まるでコントのような世界ですが、そんな雰囲気でもないし、訳のわからない戦いが続きます。
そうこうしているうちに自分の非を認め始めるゲンドウ。
過去の思い出を語り始め、学生時代のコンプレックスを話します。
そこで出会ったシンジの母親であるユイへの思い。
ゲンドウはユイは死んでしまった世界が信じられなくて、この世界を作り始めたんですね。
よくわからないうちにシンジが勝ってたみたいになりました。
そこからは逆さになった大量の人間が落ちてきてまたもカオスな状況。
しかしだんだんハッピーエンドになってきた感はあります。
アスカを助け、マリとともに脱出するシンジ。
綾波レイも本物なのか幻なのかわかりませんが、それも助けます。
そして物語は恐らくその後の世界?
宇部新川駅にいるのは、シンジとそこに現れたマリ。
話し込んでいる渚カヲルと綾波レイ。
1人ボッチでいるらしいアスカ。
これはくっついたカップルということでいいんでしょうか?
シンジは綾波レイとくっつくと思ってましたが、どうやら渚カヲルに取られてしまったようですね。
そんな感じでハッピーエンドを迎えることができたようです。
まとめ
シン・エヴァンゲリオンがハッピーエンドを迎えたことに、結構ネットがざわついてましたね。
恐らくこれまでのストーリーは、バッドエンドばっかりだったんでしょう。
あらすじを見るとかなり鬱っぽいストーリーみたいなので、あんまり好んで見たくはないですね。
終わった後はなんだかすがすがしい気分になりました。
思い返してみると、すごくいい映画だった気がします。
そのうちいろいろネットで調べ始めて、気がつけばマンガや過去の映画も見たりして、いつの間にかハマって、エヴァが終了したことを残念がっている自分がいるかもしれません。
その時はきっとあの時「シン・エヴァンゲリオン」を見なければよかった!と後悔するでしょう。
そうならないためにも過去作は見ないのが正解かもしれません。
ただ綾波レイやマリはかわいかったので、素性についてはいろいろ調べるかも。
もしくはもっと年をとって楽しみがなくなったときのために、エヴァは取っておきたいと思います。
↓エヴァの過去作はU-NEXTで見ることができます。
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