エイリアンコヴェナントを見てきたので、その軽いネタバレや感想など。
迫力がとにかくすごくて、R15指定なだけあって微グロシーンや、ドキッとするシーンも多かった。
心臓の弱い人は、映画館じゃなくてDVDが待った方がいいかもしれない。
エイリアンコヴェナントのネタバレと感想
宇宙船コヴェナント号は、乗組員と眠っている人間2000人、胎芽1000人(人間の元?のようなもの)を載せ、新天地オリガエ6に向けて飛んでいた。
しかし衝撃波によって宇宙船が大破し、船は危機に陥ってしまう。
船を管理していた人間ロボットのウォルターは、急いで長期仮眠していた乗組員を起こし、緊急事態を伝える。
全員を急いで起こすが、船長のブランソンが間に合わず、仮眠装置が燃え上がり炎の中で死亡してしまう。
泣き叫ぶブランソンの妻のダニエルズ、気が気でない様子がとても痛々しい・・・
焼けたブランソンは宇宙に放り出されるが、出てきた死体も中々グロかった。。
乗組員たちで協力して宇宙船を修理する。
しかしメンバーの一人が、外で修理していると不思議な信号を拾ってしまう。
歌う人間の声を拾ったのだが、信号をたどっていくと人間の住める星が見つかった。
オリガエ6には7年以上の年月がかかるが、たまたま見つかったこの星は2週間ちょっとで到着。
事故のトラウマで、永眠装置に入りたくない乗組員は、この星を新天地の候補にしようと降り立つことにする。
長年の計画を急きょ中止する事態に、ダニエルズだけが猛反対した。
宇宙船の母体に3人のこり、オラムやダニエルズなど残りのメンバー10人は子船にのって新天地に降り立つ。
新たな船長のオラムは、組員たちを連れて島を探索し始めるが、2人は生物学の研究をするため船の近くで調査。
生物の研究をしていた2人のうち1人が、何かを踏み潰すと、そこから出た病原菌のような粒子が耳の中から入り込む。
しばらくすると急に苦しみだし、顔も真っ青になる。
急いで脇を抱えて、船に戻る組員。
処置室に連れていくと、座ったまま白目をむいてガタガタ震えだし口から血を吐き始める。
ここはもうホラー映像そのもの。
そして背中から血を吹き出し、お決まりのエイリアン登場。
背中を割られた組員はダランとなり、これがグロすぎてヤバい。
エイリアンの幼虫はカオナシでツルツルヌルヌルしてて気持ち悪い。
一緒にいた女は銃を持って対抗するが、組員の血で滑って弾を外しまくる。
そのうち一発が、危険物?に当たって船ごと大きく爆発してしまう。
一方オラム側でも1人が鼻から粒子を吸い込み、ガタガタ震えだした。
船に戻ろうと連れていき、時間はかかったが船にたどり着く。
そこではちょうど大爆発した船と、苦しみ全身が燃えながら息が絶えていくさっきの女。
倒れ込む姿が、これもなんかリアルですごく怖い。
そうこうしているうちに、2体目のエイリアンが今度は口から噴出。
組員たちは銃で狙撃するが、なかなか当てられず次々に襲われていく。
ピンチに陥っていると、マントをかぶり姿を隠した謎の男に助けられる。
男は「ついてこい!」と、乗組員たちを自分のアジトに案内する。
アジトに付くと、男の正体が人間ロボットのウォルターとそっくりの「ディビット」だと判明。
怪しい雰囲気を漂わせながら、「ここは安全だ」と不敵な笑みを浮かべる。
ずっと昔から1人でこのアジトに住んでいたらしい。
ちなみにディビットは旧型で、ウォルターの方が新型。
組員たちは母船に連絡を取って、助けを呼ぼうとするが、嵐のため通信が途切れて話せない。
アジトの中に閉じ込められる組員たち。
そうこうしているうちにエイリアンがアジトに侵入し、メンバーの女1人がやられる。
生首1つ水の中に浮かんでいる姿は、子供には見せちゃいけない奴。
それを見つけたディビットは、なぜかエイリアンと対話をし始める。
実はこのディビット、人間ロボットだが知能のあるタイプで、エイリアンを異種交配させて研究している危ない奴だった。
研究室にはいろんな虫、動物、生き物を交配させたエイリアンの標本が。
船長のオラムはその現場を発見。
エイリアンを撃ちころすが、ディビットは落胆する。
その後オラムはディビットの口車に乗せられ、エイリアンを産みつけられてしまう。
人間と交配した、大型サイズのエイリアンが誕生。
そしてディビットは同じ人間ロボットのウォルターを呼び出す。
いきなりリコーダーを教えながら、間接キスをかましているおっさん2人。
「おれたちは分かり合える」みたいなことを言い始め、男同士でキスをする。
耐性ない人は、このシーンでオエエエエのはず。
かと思ったら、いきなりウォルターをぶち殺すディビット。
このシーンは本当に心臓が止まりそうになった。
ダニエルズら他の乗組員は、様子がおかしい事に気づき始める。
組員の1人が、水の中に浮かんだ女の生首を発見。
さらに腹が割れて死んでいるオラム船長も発見。
急いでここから逃げ出すことを提案する。
通信が母船と無事につながり、助けを呼ぶと、仲間の1人が子船に乗って迎えに来てくれる。
追いかけてくるディビット、そして大型の成長したエイリアン。
ダニエルズがディビットに追い詰められると、そこに来たのは死んだはずのウォルター。
ディビット「あれで死ぬはずだが?」
ウォルター「おれの方が改良されているのさ」
ウォルターかっこいい!!
ここから先は2人の異次元の格闘試合へ。
まるでターミネータ同士の戦闘を見ている様。
徐々にウォルター優位の戦いになっていく。
船が到着し、ダニエルズと仲間の1人もなんとか脱出する。
エイリアンも追いかけてくるが、そこに駆け付けたのはウォルター。
3人が乗り込み、脱出して飛び立つ船。
そこにエイリアンもしがみついてくる。
負傷した1人は船に残り、ダニエルズが1人船の翼に出て、エイリアンと戦闘。
空を飛びながらエイリアンと格闘するダニエルズ(女)
足場が不安定ななか、戦うシーンはドキドキハラハラ迫力満点。
クレーン?みたいなのを使って、エイリアンを押しつぶし、なんとか落っことすことに成功。
母船に戻り、ようやく終わりか・・・と思ったところが?
母船に戻った3人。
生き残ったのは、元々母船に残っていた3人、ダニエルズ、ウォルター、負傷した組員の、合計6人。
オリガエ6に向けて飛んでいると、船の警報が発令。
未確認生物が、船の処置室にいるらしい。
ダニエルズが処置室に向かうと、負傷した兵士からエイリアンが生まれていた。
そしてここで唐突のセ〇クスシーン。
母船にずっと乗っていたイケメンと美女が、シャワー室でヤり始めている。
うう・・・なんて奴らだ。
そしてここに当然、エイリアンが登場。
すっ裸の2人は、血まみれで残酷にころされてしまう。
これで生き残ったのはダニエルズ、ウォルター、テネシー(子船で助けに着た奴)
ダニエルズとテネシーは、指令室のウォルターに誘導してもらい、船内のエイリアンをコントロールする。
扉を次々に閉め、エイリアンを宇宙船の出口へと追い込む。
宇宙服を着たダニエルズとテネシーは、宇宙船の扉を開け、エイリアンを宇宙船の外へ放り出そうとする。
わちゃわちゃしながらも、ここが本当のクライマックス。
積み荷とともにエイリアンを、宇宙の彼方へと放り出すことに成功する。
なんとか船に帰還し、抱き合うダニエルズとテネシー、指令室でほっとしているウォルター。
船は再び、オルガエ6に向けて飛び立っていた。
テネシーは再び永眠装置に入り、7年以上をかけて目的地へと飛び立つ。
ダニエルズも永眠装置の中に入り、横になる。
飛行中は今までと同じで、ロボットのウォルターが宇宙船の管理を行う。
ウォルター「おやすみ」
ダニエルズ「ありがとう・・・」
永眠装置のふたを閉め、催眠ガスのスイッチを作動させる。
と、ここでふと、ニヤりと笑うウォルター。
ここでダニエルズは、この男の正体がウォルターに化けていたディビットだと気付く。
夢中で出ようとするダニエルズだが、むなしくも催眠ガスが噴射されてしまう。
宇宙船と、新天地へ向けて眠る2000人の人間、胎芽1000人を手に入れたディビット。
自らの体内に入れていたエイリアンの子供2匹を吐き出し、胎芽の中にそっと入れる。
ここからエイリアン王国を築き上げようとする、ディビットの不敵な笑みと歌声が響き渡る。
・・・「エイリアンコヴェナント」ここまで。
感想としては、とにかく迫力あるシーンが多かった。
これがメインかと思うような戦闘シーンが何度も続き、中身がとても濃かった印象。
グロシーンはリアリティがあり、ハンニバルや羊たちの沈黙のようなスリラー映画を思わせる。
自分の中では満足度は9割以上。
興行成績が思ったよりもコケているそうだが、確かに批評が割れる内容だとは思う。
そして早くもリドリー・スコット監督の口から、続編である「エイリアン アウェイクニング」の公開が予定されている。
時期は決まっていないが、自分は絶対に見に行く予定。
コメント
永眠装置、、、