今年も2017年1月16日~29日の2週間にわたって、テニスの全豪オープンが開催される。
昨年はジョコビッチが強さを見せつけて優勝し、「1強」時代と言われていたが、その年の後半から失速し始め、ウィンブルドンではマレーが優勝した。
今年の全豪オープンは、ジョコビッチがすんなり優勝と言う訳にもいかなさそうだ。
全豪オープン2017のドローや、選手の優勝予想について考えていきたいと思う。
全豪オープンテニス2017のドロー
錦織は第5シードとなり、1回戦はランキング48位のクズネツォフと当たる。
しかし順当に勝ち上がったとしても、ベスト16位戦ではフェデラーと、ベスト8位戦ではマレーと当たる可能性が高い。
4つの山の中では、最悪の組に入ってしまったと言ってもいいだろう。
全豪オープンテニス2017の優勝予想について
まずは世界的なブックメーカーである「BET365」のオッズを見てみよう。
現在のオッズでは、
ノバク・ジョコビッチ 「2.5倍」
アンディ・マレー 「2.5倍」
スタン・ワウリンカ 「13倍」
ラファエル・ナダル 「13倍」
ロジャー・フェデラー 「17倍」
ミロシュ・ラオニッチ 「19倍」
錦織圭 「26倍」
ニック・キリオス 「34倍」
マリン・チリッチ 「51倍」
となっており、世界中の人々の予想では、2017年の全豪オープンは「ジョコビッチとマレーの2強」と言う図式だ。
そこにビッグ4の中に割り込んできた、ワウリンカが3番人気。
さらにナダルとフェデラーと続く。
錦織は7番人気で、26倍と言うオッズだった。
ジョコビッチはすでに全豪オープンを過去6年のうち5度優勝している。
一方マレーはと言うと、6年のうち4度が2位で、優勝の経験は一度もない。
「得意分野」と言う面では圧倒的にジョコビッチが有利だが、ここ最近の不調を見るとマレーや他の選手もありうるだろう。
とりあえずこの上位9名の選手については、誰でも優勝する可能性があると言えそうだ。
錦織は第5シード、一回戦の相手も確定。
日本の錦織圭は、上位選手の欠場が無ければ第5シードと言うことで確定している。
その場合、相手はランキング25位~32位帯となるのだが、こちらもメンバーが確定しているようだ。
→ ランキング48位のクズネツォフに決定!
昨日終了時点でのライブランキングです(右端に全豪シード順を記載)。
昨日マウ、クリザンが負けたのでシード32名が確定。
また、錦織の3回戦の相手となる25~32位帯も決定。
シモン、ラモス-ビノラス、トミック、ロペス、トロイツキ、カレーニョ ブスタ、クエリー、コールシュライバー pic.twitter.com/iWOlkY6sGa— plum (@plum_vk) 2017年1月6日
1回戦の相手となるのは、
ジル・シモン
ラモス・ビノラス
バーナード・トミック
ロペス
ビクトリア・トロイツキ
カレーニョ・ブスタ
サム・クエリー
コールシュライバー
のうちのいずれかとなるが、普通に戦えば勝てる相手なので、一回戦突破は期待できるんじゃないだろうか。
ランキングを落としているフェデラーやデビットフェラー、天敵であるデルポトロ辺りと当たらなかったので、まず安心だ。
正月にはテレビの特別番組に引っ張りだことなった錦織だが、すでに気持ちも切り替わっているらしく、前哨戦のブリズベンでもいい成績を残している。
全豪オープンではベスト8が最高成績だが、今年はベスト4、そして優勝を狙っていてほしいものだ。
1回戦での対戦が確定したクズネツォフは、ランキング48位の25歳。
過去の錦織との対戦成績は、錦織が2勝1敗で勝ち越している。
2016年7月にウィンブルドンで両者は対戦しているが、その時は錦織が7-5、6-3、7-5でストレート勝ち。
今回も順当に行けば、一回戦突破はまず間違いないだろう。
ちなみに全豪オープンは、「WOWOW」にて全放送が生中継される。
WOWOWオンデマンドにも対応しているため、見逃してもあとから視聴することが可能だ。
錦織以外の選手の試合はもちろん、土居美咲や大坂なおみなど日本の他の選手もチェックできるので、見たい試合がある人は加入しておくといいだろう。
全豪オープンは初日無料放送で、15日間の無料お試し期間が用意されている。
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