今年も2017年は元日の1月1日に「ニューイヤー駅伝」が行われる。
昨年の2016年はトヨタ自動車がコニカミノルタの追撃をかわし、辛くも優勝してニューイヤー駅伝2連覇を達成した。
トヨタ自動車の3連覇が注目されるが、ここ数年は入れ替わりが激しく3連覇となれば2001年~2003年のコニカ以来となる。
しかし今年も各チームともに非常に強く、そう簡単に優勝するのは難しそうだ。
チームの優勝予想などしていきたいと思う。
ニューイヤー駅伝2017の出場チームと地区予選結果
地区予選の結果
東日本実業団駅伝
1位 日清食品グループ 3:47:45
2位 カネボウ 3:48:34
3位 DeNA 3:49:07
4位 ヤクルト 3:49:24
5位 Honda 3:49:32
6位 日立物流 3:49:38
7位 コニカミノルタ 3:49:42
8位 富士通 3:50:07
9位 八千代工業 3:52:14
10位 SUBARU 3:52:58
11位 プレス工業 3:53:13
12位 JR東日本 3:53:52
13位 小森コーポレーション 3:54:49
14位 NDソフト 3:55:54
中部実業団駅伝
1位 4:06:00 トヨタ自動車A
2位 4:11:01 NTN
3位 4:11:03 トヨタ自動車B(オープン参加)
4位 4:12:24 トヨタ紡織
5位 4:12:30 愛知製鋼
6位 4:13:40 愛三工業
7位 4:14:33 トーエネック
8位 4:15:22 中央発條
北陸実業団駅伝
1位 4:14:49 YKK
2位 4:18:18 セキノ興産
関西実業団駅伝
1位 大塚製薬 4:01:43
2位 SGホールディングスグループ 4:02:52
3位 NTT西日本 4:04:15
4位 住友電工 4:06:04
5位 大阪ガス 4:07:41
6位 山陽特殊製鋼 4:09:14
中国実業団駅伝
1位 マツダ 4:02:28
2位 中国電力 4:02:58
3位 中電工 4:07:03
4位 JFEスチール 4:07:42
九州実業団駅伝
1位 MHPS 4:02:57
2位 旭化成 4:03:24
3位 トヨタ自動車九州 4:05:16
4位 安川電機 4:05:39
5位 九電工 4:07:57
6位 黒崎播磨 4:10:32
7位 西鉄 4:11:53
優勝予想を考察してみる
まず激戦区の東日本予選を制したのは日清食品。
前回ニューイヤー2位のコニカミノルタは、まさかの7位に終わった。
しかし毎度のことながらこれらのチームはエースを温存しているので、2チームともこれが実力とは言えないだろう。
日清食品は佐藤悠基と渡邊和也、コニカミノルタは宇賀地強や設楽啓太と、チームのナンバー1と2を使っていない。
ニューイヤーでは間違いなく使ってくるだろうから、チームの流れや勢いも変わるだろう。
そして2位に入ったカネボウにも注目だ。
カネボウは2015年から、過去には5000m・10000m・マラソンの日本記録を持っていた、高岡寿成監督が指導している。
ここ最近でもっとも伸びてきたチームと言ってもいいだろう。
戦力的には優勝候補と言うには力不足だが、上位に食い込む可能性はあり、数年後は優勝を狙えるかもしれない。
3位のDeNAは昨年のニューイヤー区間賞の上野裕一郎を温存。
戦力は年々上昇しているが、モバゲーの陥落から始まり、ここ最近はwelqの問題などで企業自体の収益が悪化している。
部の存続自体も心配だが、それらの逆境をはねのけてニューイヤーでアピールすることが出来るか。
中部実業団駅伝では、前回優勝のトヨタ自動車が圧倒的な差をつけて優勝した。
オープン参加のBチームも2位にせまる3位と、力の差はこの地区では歴然だ。
今年もチームの力も非常に強く、3連覇に向けていいスタートを切ったと言えるだろう。
エースの窪田忍や宮脇千尋の力も健在だ。
そして九州地区で優勝したのが、MHPC(三菱日立パワーシステムズ)だ。
優勝候補の旭化成を抑えて、見事に1位通過となった。
選手の記録だけ見るとそこまでないのだが、今回の駅伝では強さを見せつけており、台風の目となるかもしれない。
2位の旭化成、3位で昨年のニューイヤーも3位のトヨタ自動車九州も、優勝を狙える位置にいると言っていいだろう。
旭化成は地区大会では村山謙太・紘太兄弟は出場しているが、同じレベルの主力である鎧坂は出場していない。
昨年は優勝候補と言われつつも力を出せなかったので、今年は期待したいところ。
おおよその予想をしてみるとこんな感じだろうか。
優勝候補:トヨタ自動車、日清食品、コニカミノルタ
上位争い:旭化成、MHPS、トヨタ自動車九州、DeNA、Honda
3位狙い:カネボウ、ヤクルト、富士通、マツダ、中国電力
10000mのタイムランキングでは、このようなデータもあるようだ。
ただ10000mタイムランキングが下位のチームでも、駅伝で上位に食い込むことはよくあることだ。
果たして今年はどのチームが優勝するんだろうか。
それにしても、一番走りを見たかった、、
大迫選手がいないのは残念(´・ω・`)
駅伝は日本だけだしねぇ。